《カオスポッド》とは?
効果モンスター
星3/地属性/岩石族/攻 800/守 700
リバース:フィールド上のモンスターを全て持ち主のデッキに加えてシャッフルする。
その後、お互いのプレイヤーはそれぞれのデッキに加えた数と
同じ数のモンスターが出るまでデッキをめくり、
その中からレベル4以下のモンスターを全て裏側守備表示で特殊召喚する。
それ以外のめくったカードは全て墓地へ捨てる。
《カオスポッド》は対象を限定しない全体デッキバウンスという、強力な除去効果を持つ効果モンスター。リバースのため展開の遅さは否めないものの展開にランダム性を加えるユニークな効果は唯一無二。なおかつレベル4以下のモンスター以外は全て墓地送りとなるため墓地肥やし能力にも長けます。
《カオスポッド》の効果
カオスポッド
また目が1つの変なのです。
効果が発動すると、全てのモンスターをデッキに戻してしまいます。
そして、メインデッキに戻した分だけモンスターが捲れるまで、お互いにデッキ破壊を敢行するのです。
フィールドがこの子だけ、戦闘破壊が確定したシーンなら、相手のデッキだけ減ります。 pic.twitter.com/Utfy6Zd9Uu
デッキ破壊効果が強力
《カオスポッド》はリンクモンスターが主流の現環境と絶妙に効果がマッチした一枚と言えるでしょう。相手がリンクモンスターを大量展開した状態で効果を発動すると「フィールド上のモンスターを全て持ち主のデッキに戻してシャッフルする」効果によってデッキバウンス。
確実にデッキ枚数を減らすことができるでしょう。
フィールドのモンスターをデッキバウンス
《デッキバウンス》とはフィールドのカードを持ち主のデッキに戻すことを意味します。特定のカード一枚のみをデッキバウンスするのではなく、対象を限定せずに全体デッキバウンスする効果を持つカードは極めて貴重です。
実質的なフィールドリセット効果を持つカードと言えます。
「レベル4以下のモンスター以外のカード」は全て墓地に送られる
《カオスポッド》の効果発動でデッキバウンスし、ドローしたカードのうちレベル4以下のモンスターは特殊召喚され、それ以外のカードは全て墓地に送られます。
墓地肥やし効果としても優秀です。
《カオスポッド》と相性の良いカード
《占術姫コインノーマ》
《占術姫コインノーマ》はレベル3以上のリバースモンスターをサーチし、裏側守備表示で特殊召喚する効果を持つカード。《カオスポッド》のサーチカードとして活用できます。
ちなみに《カオスポッド》以外のカードとしては《カードを狩る死神》のサーチに使うのも面白いですよ。
《闇の仮面》
効果モンスター
星2/闇属性/悪魔族/攻 900/守 400
リバース:自分の墓地の罠カード1枚を選択して手札に加える。
初期遊戯王OCGでは《聖なるバリア ミラーフォース》の回収カードとして活躍したリバースモンスター。現環境では罠カードは伏せなくてはならない展開の遅さがネックとなりやすく、《闇の仮面》自体がリバースモンスターであることからやや活躍の機会は減っています。
しかし《カオスポッド》デッキでは《ファラオの審判》を墓地から回収する効果が強力です。
《メタモルポット》
#令和最初にこちらさー pic.twitter.com/g1WPTh3Vbw
リバース・効果モンスター(制限カード)
星2/地属性/岩石族/攻 700/守 600
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
お互いの手札を全て捨てる。
その後、お互いはデッキから5枚ドローする。
《ゴーストリック・パニック》
通常罠
自分フィールド上に裏側守備表示で存在する
モンスターを任意の数だけ選択して発動できる。
選択したモンスターを表側守備表示にし、
その中の「ゴーストリック」と名のついたモンスターの数まで、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを選んで裏側守備表示にする。
ゴーストリックの優秀な妨害カードとして有名な《ゴーストリックパニック》。しかし以外と見過ごされがちなのが、カードの表側守備表示への変更の対象。ひっくり返すカードはゴーストリックでなくても良いため、他デッキへの出張採用がしやすいカードです。
《ゴーストリックパニック》をピン挿ししておくことでリバース効果を能動的に発動でき、表にしたときリバース効果が発動します。
リバース効果を使うデッキならどんなデッキにも入るカードであり、任意のカードを選んで表にできます。
《星遺物の傀儡》
永続罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドの裏側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを表側攻撃表示または表側守備表示にする。
(2):自分の墓地の「クローラー」モンスター1体をデッキに戻し、
自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
《ファラオの審判》
『友情』と『結束』が墓地に落ちていれば発動できる遊戯の神宣、ブラマジデッキに入れてます、決まると相手の反応含めて面白いカードです#私の好きな遊戯王OCGの罠カード pic.twitter.com/ZrI7DSRSev
2002年発売「遊☆戯☆王 31巻」の付録カードとして登場した《ファラオの審判》。《友情YU-JYO》《結束 UNITY》のいずれかが墓地にある状態で、ライフポイント半分を支払うことで発動可能。モンスターを一切使えなくなるか、魔法・罠を一切使えなくする効果を持ちます。
おすすめの回し方は下記の通り。まず《ゴーストリック・パニック》等のカードで《カオスポッド》をリバースして効果を発動。できる限り自分の多くのモンスターを巻き込みながら《カオスポッド》を使います。そして《友情 YU-JYO》が墓地に落ちたら、《ファラオの審判》を発動。以後は《ファラオの審判》を《闇の仮面》の効果で使いまわしていきます。《友情 YU-JYO》が墓地に落ちるのを待つのが難しい場合は《おろかな副葬》で能動的に墓地送りにするのも良いでしょう。
《おろかな副葬》
《カオスポッド》リバースコントロールデッキは強いのか
《カオスポッド》《闇の仮面》の組み合わせは強力
ちょっと、聞いてくれ。
地元の店主催の小規模な大会に出てきたが、変なデッキの奴が優勝してた。
カオスポッド、闇の仮面、サモンリミッター、レアメタルドラゴン、残骸爆破を使ったデッキだった。
戦術は
カオポからレアメタルを出し、返しのターンでレアメタル反転して殴る。
カオポはシンクロエクシーズをデッキに戻すし、サモリミとのコンボでこっちの場はガラ空きになるしで大変だった
闇の仮面で残骸爆破やサモリミを回収もしてた
強くて勝てなかった・・・。
レアメタルドラゴンは知らんが、カオポと仮面は典型的なリバースコントロールだな
ブラキオンとか、皆既日食で使いまわすロックデッキなら見たことある
マッチで負けたの?
サイドに何入れてたんだよ
今まで、カオポ馬鹿にしてたけど、今日の対戦で懲りたわ
>>770
逆に何入れろってんだよ
カオポなめたらいかん
デッキ構築の時点で対策が必要だし、対象を取らない全モンスデッキバウンスだし
ADチェンジャーとメタポ
普通に入賞してる
《カオス・ポッド》《召喚制限-猛突するモンスター》によるカオスループもおすすめ
《カオスループ》とは
《カオスループ》は《カオスポッド》と《召喚制限-猛突するモンスター》を活用した無限ループを利用したバーンデッキです。《召喚制限-猛突するモンスター》は以下の効果を持ちます。
永続罠
特殊召喚に成功したモンスターは表側攻撃表示になる。
そのモンスターが攻撃可能なモンスターだった場合、
そのターンに攻撃しなければならない。
基本の回し方は下記の通りです。
1.自陣フィールドに≪召喚制限-猛突するモンスター≫と裏側表示≪カオスポッド≫を含む2体以上のモンスターをまず展開。
2.1が揃い次第≪カオスポッド≫をリバースし、加えて≪召喚制限-猛突するモンスター≫を発動します。
カオスループデッキではモンスターを≪カオスポッド≫3枚と《闇の仮面》しか採用しません。《カオスポッド》はデッキバウンスしたモンスターと同数を引くまでドローします。
そのため発動後にフィールド上に特殊召喚されるモンスターには必ず≪カオスポッド≫が含まれます。
3.≪召喚制限-猛突するモンスター≫の効果によって、再び≪カオスポッド≫の効果が発動します。
4.以下無限ループ。
ループの最中に追撃として《ニードルワーム》や《ポイズンマミー》を使用するデッキが有名です。今回は《全弾発射》と《残骸爆破》を紹介します。
《全弾発射》
通常罠
このカードの発動後、手札を全て墓地へ送る。
墓地に送ったカードの枚数×200ポイントダメージを相手ライフに与える。
《残骸爆破》
通常罠
自分の墓地のカードが30枚以上存在する場合に発動する事ができる。
相手ライフに3000ポイントダメージを与える。