遊戯王・海馬瀬人のかっこいい名言(迷言)15選!「オレの踏み印したロード!それが未来となるのだ」

海馬瀬人の名言(迷言)1「貴様のおかげでレアカードに傷がついたわ!」


海馬社長がヘリコプターで王国に向かう際、ペガサス・J・クロフォードに寝返った黒服を撃退した際に発した迷言(迷言)。海馬社長は《逆転の女神》を黒服の拳銃の撃鉄に挟み込み、発砲を止め、そのまま黒服を海に叩き落として「貴様のおかげでレアカードに傷がついたわ!」を決め台詞を発します。

撃鉄に挟み込んでも「傷がついた」程度で済む《逆転の女神》。海馬社長が使うカードは相当硬い素材でできているようです。

ちなみに海馬社長は黒服だけでなく、ついでにパイロットも海に叩き落として自分でヘリコプターを操縦します。

海馬瀬人の名言(迷言)2「負け犬から馬の骨に昇格させてやる」


王国編でスターチップ10個集めた城之内に対して、海馬社長が発した名言です。劇中、海馬社長の城之内への呼び名は雑魚→負け犬→馬の骨→凡骨→実験ネズミ→実験バエ……とひどいものですが、そんな社長も少しずつ城之内の成長を認めていきます。

最終的には凡骨決闘者→決闘者と社長の中での位置付けが昇格していく城之内。海馬と城之内の関係性の変化は、原作を読み直す時に着目すると面白いポイントです。

海馬瀬人の名言(迷言)3「最低でも1万枚集めてから声をかけてくれよフフ」

1巻のセリフです。社長の財力にものを言わせたカード収集力自慢のフレーズです。この後、双六が《青眼の白龍》を披露し、海馬社長は手持ちのカード全てとのトレードを申し出て断られます。

ちなみにこのセリフは原作者の友人の実体験に基づいたものだそう。原作者・高橋和希氏の友人が、カードゲーマーに「カードゲームを教えて欲しい」と申し出たところ「1万枚集めてから来いよ!」と返されたことから傍若無人が海馬社長のキャラクターが生まれたとのこと(17巻参照)

海馬瀬人の名言(迷言)4「滅びのバーストストリーム!!!!」


海馬社長のエースモンスター《青眼の白龍》が放つ攻撃の名称です。口から稲妻のエネルギー弾を放って、相手を攻撃します。

《青眼の白龍》の鋭い牙や造形の美しさと禍々しさ、そして高笑いする海馬社長が決める渾身の「滅びのバーストストリーム!!!」は特にアニメで印象的な1シーン。

「滅びのバーストストリーム!!!!」はその人気から《滅びの爆裂疾風弾》としてOCG化。効果はブルーアイズデッキ専用の《サンダー・ボルト》。

発動条件がやや重く、なおかつ発動すると《青眼の白龍》が攻撃できなくなるデメリットを持ちます。一方でサーチ手段が豊富で手札に引き込みやすい一枚でもあるため、ピン挿しする機会も多い一枚として愛用されています。

海馬瀬人の名言(迷言)5「遊戯、貴様のカードで俺の首を掻き切れ」


王国編で遊戯とデュエルをした際、追い詰められた海馬が口にした一言です。遊戯のデッキを破壊し、《青眼の白龍》3体融合にも成功。一時は勝利を確信するも《クリボー》と《増殖》のコンボによって形勢逆転された社長は、命がけで遊戯のターンに「俺の首を掻き切れ」と叫びます。

鬼の形相に気圧された遊戯は海馬に止めを刺すことができず、その隙をついて攻撃した海馬が勝利します。海馬にとって王国での遊戯とのデュエルは、海馬コーポレーションの権利と弟であるモクバの命がかかった絶対に負けられない戦いでした。

海馬のデュエルにかける並並ならぬ悲壮感あふれる決意が伝わる名言です。

海馬瀬人の名言(迷言)6「不運にも引きが良すぎた。貴様のおかげでオレのカードに汚らわしい血がついたわ。」


バトルシティでマリクに洗脳された遊戯と城之内がデュエルする中、モクバをグールズに人質に取られていた海馬が、モクバを助け出した後に放ったセリフ。

海馬はモクバを助け出すため、カードを一枚ドロー。そのカードを手裏剣のようにグールズに投げつけた後、すかさず飛び膝蹴りのコンボを決めます。

この時海馬がドローしたカードは、不幸にも《青眼の白龍》。ブルーアイズをこよなく愛する社長は《青眼の白龍》に血がついたことを悲しみ「不運にも引きが良すぎた…」と漏らします。

手裏剣のように投げると人の手に突き刺さる《青眼の白龍》。返す返すも、社長のカードは一体どんな素材でできているのでしょう。

海馬瀬人の名言(迷言)7「俺を殺すならカードで殺せ」

こちらも王国にヘリコプターで向かう際、黒服に襲撃された海馬社長が放った名言。襲撃してきた敵に対して「俺を殺すならカードで殺せ」と言い放ちます。

ちなみに別の場面では「俺はカードで死ぬなら本望だ」とも言い放ちます。

海馬瀬人の名言(迷言)8「奴がデュエリストだと!王国で俺に負けてベソをかいていたあの雑魚がか!」

遊戯が城之内のことをデュエリストと発言した際に、すかさず海馬が放ったフレーズです。城之内のことをデュエリストとして認めず、「雑魚」「馬の骨」と罵倒する海馬。

海馬社長の「雑魚」や「馬の骨」といったフレーズには「一般人」という意味合いが含まれているようにも思えます。海馬コーポレーションのトップであり、プライドが高い海馬社長。海馬社長はデュエルに人一倍執着しており、普通の学生である城之内が「デュエリスト」を名乗ることが癪に触るのでしょう。

とはいえ回を重ねるごとに少しずつ見下したニュアンスの発言が減っていく海馬社長。案外ツンデレな一面もあるのかもしれません。

海馬瀬人の名言(迷言)9「城之内よ…貴様の散り様…最後にデュエリストとして認めてやる!」

マリクの《ラーの翼神龍》に対して互角以上に渡り合う熱いデュエルを披露した城之内に対して、海馬が放った名言です。「雑魚」「馬の骨」と散々罵倒してきた城之内を、ついにデュエリストとして海馬が認めた瞬間のフレーズです。

しかしそれまでの過程で散々、凡骨呼ばわりされてきた城之内。結局は作中でもファンの間でも凡骨の呼び名が定着しています。

海馬瀬人の名言(迷言)10「(狙いは青眼三体融合…!!強靭!無敵!最強!!)」

王国編の遊戯とのデュエルの中、《青眼の白龍》の三体融合を狙う海馬社長の心の声です。《強靭!無敵!最強!!》はレジェンドデュエリスト編3でブルーアイズに耐性を与える通常罠としてOCG化されました。

海馬瀬人の名言(迷言)11「力とは、何だ?己が生き抜くために、たった1つ信じられる物…それこそが力だ!闘いにおいて、己以外は全て敵!力とは、敵を叩き潰し己の絶対領域を守るために与えられた武器なのだ…それは、己自身のためにあれば良い…」

信じられるものは己とモクバだけ。「己の絶対領域」を守るためには手段を選ばない社長の哲学が垣間見える一言です。

海馬瀬人の名言(迷言)12「オレの怒りを感じるだと・・・フ・・・オレはすでにキレているわ!!」

ペガサスと社長のデュエルで、海馬社長が発した名言。ペガサスとのデュエルに臨社長はいきなり、大切な木馬の抜け殻と対面させられます。表遊戯からペガサスと戦う上での忠告を受けるものの、どんなデッキが相手でも《青眼の白龍》で戦うと社長は決意を固めます。

ペガサス相手に社長は、マインドスキャンで《青眼の白龍》を奪われ、さらには《トゥーン・ワールド》を発動され窮地に立たされます。しかもペガサスの千年眼の効果で、手札も丸見えです。

しかし海馬社長はあえて手札を捨て、社長自身も全くわからないデッキトップのカードを一枚引きそれを攻撃表示で召喚するというギャンブルに打って出ます。そうして引き当てたカードは《青眼の白龍》。ネタ扱いされることも多い海馬社長ですが、心の強さと絶対にブレない姿勢は尊敬に値しますね。

海馬瀬人の名言(迷言)13「オレの踏み印したロード!それが未来となるのだ」

第93話「海馬vs(バーサス)8人目のデュエリスト」の海馬社長のセリフです。「オレは未来などに導かれはしない!」と断言する社長。自分の意思で未来を切り開く意思を感じます。

海馬瀬人の名言(迷言)14「海馬コーポレーションでは残酷な心を持つ者が有能な人材となるからね…」

海馬コーポレーションの人材について語る海馬社長。ペガサスに乗っ取りを企てられ、寝返った黒服にはヘリコプターで襲われる海馬社長。原作の正当な続編に位置付けられた劇場版では、海馬コーポレーションは宇宙にも進出しています。

海馬瀬人の名言(迷言)15「猿渡・・・貴様ごときが人に銃を向けられるようになったのも海馬コーポレーションの社員教育によるもの・・・・・・ 見ていろ・・・今 銃の撃ち方を教えてやる・・・」

14の名言とセットで見ると、海馬コーポレーションが何の会社なのかますますわからなくなりますね。