遊戯王OCG【終焉のカウントダウン】デッキレシピ・カード一覧・回し方・対策方法

【終焉のカウントダウン】とは

通常魔法
2000ライフポイントを払う。
発動ターンより20ターン後、自分はデュエルに勝利する。

【終焉のカウントダウン】デッキコンセプト

【終焉のカウントダウン】のデッキコンセプトは、《終焉のカウントダウン》による特殊勝利に勝ち筋を絞り、勝利を目指す特化型構築です。

《終焉のカウントダウン》は「発動ターンより20ターン後、自分はデュエルに勝利する」という特殊勝利に関する効果を持つ通常魔法。初登場は2003年発売の「闇魔界の脅威」。発動後、カードがフィールドに残らず効果も打ち消されないことが特徴。よって《終焉のカウントダウン》を早く、できれば先行1ターン目に発動し、あとは20ターン耐えることを狙います。

なお「20ターン」のカウント方法は、発動ターンの自分の手番が「1ターン目」。自分のターンで1回、相手のターンで1回カウント。よって「相手のターンのみで数えて10ターン目」に自分は特殊勝利に成功します

【終焉のカウントダウン】基本戦術

【終焉のカウントダウン】の基本戦術は、1ターン目に《終焉のカウントダウン》をドローして発動。発動後はとにかく「20ターン耐える」ことに特化し、基本的に1枚のカードで1ターンをしのぎ続けることとなります。


弱点は《封魔の呪印》 や《魔封じの芳香》をはじめとする魔法カードのメタ。《終焉のカウントダウン》の発動と効果を無効にされることや、ルール介入型効果によって魔法カードそのものの発動に制限がかかると苦しい展開となります。

《封魔の呪印》
カウンター罠
手札から魔法カードを1枚捨てる。
魔法カードの発動と効果を無効にし、それを破壊する。
相手はこのデュエル中、この効果で破壊された魔法カード及び
同名カードを発動する事ができない。

《魔封じの芳香》
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いに魔法カードはセットしなければ発動できず、
セットしたプレイヤーから見て次の自分ターンが来るまで発動できない。

よって《終焉のカウントダウン》を1ターン目に発動することは、勝利を収める上でほぼ絶対条件となります。しかし《終焉のカウントダウン》には専用サーチカードが存在しないため、デッキは40枚構築とした上でドローソースに多くの枠を割り当てましょう。《左腕の代償》の採用も視野に入ります。

【終焉のカウントダウン】はあらゆる戦闘・ダメージを回避し続ける特化型構築

【終焉のカウントダウン】は1ターン目に発動に成功すれば、効果の打ち消しができず「20ターン耐えれば勝利」が確定します。よってあらゆるダメージを回避しながら「耐える」ことに特化した構築となります。

【終焉のカウントダウン】は【ライトロード】メタとして有力

2003年に初登場した【終焉のカウントダウン】は遊戯王初期からの人気カードです。ただし登場当初は”変わり種”という印象が強いカードでした。

そんな【終焉のカウントダウン】が突如環境入りを果たしたのは【ライトロード】全盛期に当たる2010年ごろ。【ライトロード】は墓地肥やしスピードの速さと展開力の高さに強みを持ちます。デッキ切れのリスクが高く、短期決戦特化型。長期戦に陥るとデッキ切れで自滅する一方、自滅する前に相手をビートダウンする打点の高さも魅力。

【ライトロード】へのメタとして突然再度脚光を浴びたのが【終焉のカウントダウン】でした。1ターン目に《終焉のカウントダウン》を発動し、大量の防御カードでしのぎ続けることで20ターンが経過する前に【ライトロード】を使用するプレイヤーがデッキ切れして自滅するというシーンも。

【終焉のカウントダウン】はライトロード全盛期に地雷デッキとしてごくごく短い間環境での採用もありました。しかし【ライトロード】の人気が徐々に沈静化するとともに、【終焉のカウントダウン】は環境での大々的な活躍は減っていきました。

【終焉のカウントダウン】カード一覧

【終焉のカウントダウン】モンスター

《速攻のかかし》

効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に
このカードを手札から捨てて発動できる。
その攻撃を無効にし、その後バトルフェイズを終了する。

相手モンスターの直接攻撃宣言時に、手札から捨てることで攻撃を無効化してバトルフェイズを終了する手札誘発。《バトルフェーダー》との大きな違いは「手札から特殊召喚」せずに、墓地へと捨てられること。フィールドにカードが残らないことから【魔鍾洞】との相性も良好です。

《バトルフェーダー》

効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、その後バトルフェイズを終了する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールドから離れた場合に除外される。

相手の直接攻撃宣言時に、手札から特殊召喚する事でバトルフェイズを終了する手札誘発。バトルフェイズを強制的に終了でき、なおかつフィールドにカードが残ります。

今回の記事のサンプルレシピでは《バトルフェーダー》ではなく、《速攻のかかし》を採用しています。一方《バトルフェーダー》を採用する場合、カードが残るという特徴を生かしてEXデッキやアドバンス召喚などを活用した展開を考えると面白いですよ。

《カードカー・D》

効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 800/守 400
このカードは特殊召喚できない。
このカードの効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚に成功した自分メインフェイズ1にこのカードをリリースして発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
その後、このターンのエンドフェイズになる。

召喚成功後にリリースする事で、デッキから2ドローできるモンスター。召喚権をコストとするドローソースと位置付けられるでしょう。

【終焉のカウントダウン】ではバトルフェイズに重きを置かず、特殊勝利を狙う構築のためデメリットをほぼ気にせず採用できる一枚です。

《SRメンコート》

効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻 100/守2000
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から攻撃表示で特殊召喚し、
相手フィールドの表側表示モンスターを全て守備表示にする。

相手モンスターの直接攻撃宣言時に、攻撃表示で特殊召喚。相手フィールドの表側表示モンスターを守備表示に変えます。1ターンを凌ぎつつ自身を特殊召喚できることが特徴。特殊召喚された自身を起点とするサイドデッキを生かした構築を検討すると個性的なデッキ構築ができるでしょう。

《飛翔するG》

効果モンスター
星3/地属性/昆虫族/攻 700/守 700
相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時、
このカードを手札から相手フィールド上に表側守備表示で特殊召喚できる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードのコントローラーはエクシーズ召喚できない。

相手のモンスター召喚・特殊召喚時に相手フィールドに表側守備表示で特殊召喚可能。相手フィールドに表側守備表示で特殊召喚することで、相手のエクシーズ召喚を禁止することができます。

《魔鍾洞》発動下では相手メインモンスターゾーンに能動的にモンスターを増やす手段としても活躍します。

【終焉のカウントダウン】魔法・罠

《一時休戦》

通常魔法(制限カード)
(1):お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから1枚ドローする。
次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる。

互いに1ドローしつつ、次の相手ターンまでお互いが受けるダメージを0にする通常魔法。自分のターンで1ターン、相手のターンで1ターンを稼ぐことができます。《一時休戦》は制限カードのため、1枚しか採用はできません。そのため一度使用した《一時休戦》を《魔法石の採掘》によって使いまわしてターンを稼ぐのがおすすめです。

《強欲で謙虚な壺》

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分のデッキの上からカードを3枚めくり、
その中から1枚を選んで手札に加え、
その後残りのカードをデッキに戻す。

使用したターンの特殊召喚に制限がかかる代わりに、3枚サーチしてそのうち1枚を手札に加えることができるドローソース。【終焉のカウントダウン】ではエクストラデッキを使用しない構築がほとんどで、モンスターをフィールドに残すことも少ないためデメリットを気にせずに使用できます。

《強欲で金満な壺》

通常魔法
(1):自分メインフェイズ1開始時に、自分のEXデッキの
裏側表示のカード3枚または6枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。
除外したカード3枚につき1枚、自分はデッキからドローする。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。

EXデッキを3枚、もしくは6枚除外することでドローできるドローソース。今回の記事のサンプルレシピでは、サーチ性能を高く評価して《強欲で謙虚な壺》を採用しています。一方、サンプルレシピではエクストラデッキが不要な構築であることも事実。よって《強欲で謙虚な壺》を《強欲で金満な壺》に変更する構築も有力です。

《成金ゴブリン》

通常魔法
(1):自分はデッキから1枚ドローする。
その後、相手は1000LP回復する。

1000LP相手が回復する代わりに、1枚ドローが可能。3枚採用が推奨です。

《魔法石の採掘》

通常魔法
(1):手札を2枚捨て、自分の墓地の魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

手札を2枚捨てる代わりに墓地から魔法カードを回収できます。【終焉のカウントダウン】では《一時休戦》を回収して使用するのが主な用途です。

《左腕の代償》

通常魔法
このカードを発動するターン、自分は魔法・罠カードをセットできない。
(1):このカード以外の自分の手札が2枚以上の場合、
その手札を全て除外して発動できる。
デッキから魔法カード1枚を手札に加える。

魔法・罠カードのセットが封じられ、なおかつ手札を全て除外することで魔法カードをデッキからサーチできます。非常にデメリットが重い代わりに、魔法カードをサーチできる貴重なカード。今回のサンプルレシピでは、どうしても《終焉のカウントダウン》を1ターン目にドローできなかった場合の保険として1枚採用しています。不要な場面では《暗黒界の取引》のコストとしましょう。

《光の護封剣》

通常魔法
このカードは発動後、フィールドに残り続け、
相手ターンで数えて3ターン後の相手エンドフェイズに破壊される。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
相手フィールドに裏側表示モンスターが存在する場合、
そのモンスターを全て表側表示にする。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
相手モンスターは攻撃宣言できない

発動後3ターンに渡ってフィールドに残り、その間、相手モンスターの攻撃宣言を封じる通常魔法。現代の環境では《光の護封剣》を3ターン守ることは難しく、《ツインツイスター》や《サイクロン》などで除去される可能性は高いです。しかしターン数を重視する【終焉のカウントダウン】では、1ターンのみ相手の攻撃を封じる使い捨てカードとしての採用も十分視野に入ります。

《和睦の使者》

通常罠
(1):このターン、自分のモンスターは戦闘では破壊されず、
自分が受ける戦闘ダメージは0になる。

《威嚇する咆哮》と並ぶ有力な防御カード。3枚採用を推奨します。

《威嚇する咆哮》

通常罠
(1):このターン相手は攻撃宣言できない。

3枚採用を推奨します。

《宇宙の収縮》

永続罠
それぞれのフィールド上に存在しているカードが
5枚以下の場合に発動する事ができる。
お互いにフィールド上に出せるカードの合計枚数は5枚までになる。

互いにフィールドに出せるカードの合計枚数を5枚までに制限する永続罠。大量展開を軸とするデッキへのメタとなる他、《飛翔するG》や《おジャマトリオ》によって能動的に相手フィールドにカードを展開する事で相手の行動を封殺できます。《おジャマトリオ》で生成されたトークンをリンク召喚に使用するなどしてロックが解除されたとしても1ターン〜数ターン相手を封じるだけでも【終焉のカウントダウン】では大きなアドとなります。

《生贄封じの仮面》

永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いにカードをリリースできない。

互いにカードのリリースを封じる永続罠。封じるのは「リリース」であり、シンクロ召喚やリンク召喚を封じることはできませんが、【真竜】などリリースを多用するテーマへのメタとして非常に有効です。

《おジャマトリオ》

通常罠
(1):相手フィールドに「おジャマトークン」
(獣族・光・星2・攻0/守1000)3体を守備表示で特殊召喚する。
このトークンはアドバンス召喚のためにはリリースできない。
「おジャマトークン」が破壊された時に
そのコントローラーは1体につき300ダメージを受ける。

相手フィールドに3体のトークンを生成し、そのトークンが破壊された際にダメージを与える効果を持ちます。《魔鍾洞》で相手のモンスター効果と攻撃を封じる発動条件を満たすトリガーにしたり、《宇宙の収縮》と併用して相手フィールドを埋めるなど用途が豊富です。

【終焉のカウントダウン】デッキサンプルレシピ・回し方・動かし方

モンスター10枚
《速攻のかかし》3
《カードカー・D》2
《飛翔するG》2
《天岩戸》3
魔法18枚
《成金ゴブリン》3
《一時休戦》1
《強欲で謙虚な壺》3
《暗黒界の取引》3
《終焉のカウントダウン》3
《魔法石の採掘》2
《魔鍾洞》1
《テラ・フォーミング》1
《左腕の代償》1
12枚
《和睦の使者》3
《威嚇する咆哮》3
《おジャマトリオ》2
《宇宙の収縮》2
《生贄封じの仮面》2

今回紹介するデッキでは【終焉のカウントダウン】を中心に、【魔鍾洞】【コスモロック】のギミックを組み込んでいます。《魔鍾洞》はモンスターが相手より多いプレイヤーの、モンスター効果の発動と攻撃宣言を封じこむ効果を持つフィールド魔法。

【コスモロック】は《宇宙の収縮》《おジャマトリオ》を中心に、相手のフィールドに出せる枚数を5枚までに制限した上、相手フィールドを不要なカードで埋め尽くしてロックすることを目指すものです。

総じて《終焉のカウントダウン》発動後、相手に「何もさせない」ことを目指すデッキです。

モンスターは4種類採用。

《速攻のかかし》は相手の直接攻撃宣言時に使用し、相手の攻撃を無効化。【終焉のカウントダウン】はフィールドにモンスターが存在しない状況が生まれるため、必須カードです。

《カードカー・D》は自身を一度フィールドに出した後、リリースすることで2枚ドローが可能。召喚権を犠牲にするものの2ドローが可能なドローソースとして運用。

《飛翔するG》は相手のモンスター召喚・特殊召喚時に、相手フィールドに自身を表側守備表示で召喚する手札誘発。なおかつ表側表示で存在する限り、相手はエクシーズ召喚ができなくなります。《宇宙の収縮》《生贄封じの仮面》と併用することで相手のフィールドを圧迫し、行動を封じ込めることが可能になります。また【魔鍾洞】と併用すると、相手フィールドにモンスターを増やせるため効果の発動のトリガーにもできます。

《天岩戸》はスピリット・効果モンスター。モンスターゾーンに存在する限り、互いにスピリットモンスター以外のモンスター効果が発動できず、なおかつ《天岩戸》はエンドフェイズに持ち主の手札に戻ります。《テラ・フォーミング》《左腕の代償》のサーチ効果に対する《灰流うらら》の発動など、相手の手札誘発モンスターの効果に対するメタとして使用可能です。エンドフェイズに手札に戻ることもデッキと好相性。


魔法カードは9種類採用。

《成金ゴブリン》《強欲で謙虚な壺》はいずれもドローソース。《暗黒界の取引》は手札交換を目的としており、例えば複数枚手札に《終焉のカウントダウン》を引き当てた場合に、カードを捨てて他のカードを引きます。

《一時休戦》は互いに1枚ドローしつつ、次の相手ターンの終了時まで互いの受けるダメージを0に数r効果を持ちます。【終焉のカウントダウン】では実質的にノーリスクで2ターンを稼ぐことができます。《魔法石の採掘》で《一時休戦》を繰り返し墓地から回収して発動することで飛躍的にターン数を重ねられます。

《テラ・フォーミング》は《魔鍾洞》のサーチ目的。《魔鍾洞》はモンスター数が多いプレイヤーのモンスター効果発動と攻撃宣言を封じます。

《左腕の代償》は《終焉のカウントダウン》を初手でどうしても引き当てることができなかった際のサーチカードです。


罠カードは5種類採用。

《和睦の使者》《威嚇する咆哮》はいずれも「自分が受ける戦闘ダメージが0になる」「相手の攻撃宣言を防ぐ」カードであり、実質的に1ターン稼ぐカードです。合計6枚採用しているため、フルに発動できた場合「相手ターン数のみで10ターンしのげば勝利できる」という【終焉のカウントダウン】の勝利条件のうち、6ターンを稼げます。

《おジャマトリオ》《宇宙の収縮》《生贄封じの仮面》は【コスモロック】向けに採用。

《宇宙の収縮》はフィールドに出せるカードの枚数を互いに5枚までに制限するカード。仮にフィールドのカードが5枚以上になった場合、5枚までになるようにカードを墓地に送ります。《おジャマトリオ》は相手フィールドに3体のトークンを生成します。《生贄封じの仮面》をこの際に使用することで、生成された3体のトークンをリリースすることを禁じることができます。《おジャマトリオ》と《飛翔するG》を併用して相手フィールドを埋めつつ、《生贄封じの仮面》の発動に成功すると強固なロックが完成します。

注意点は《生贄封じの仮面》は「リリース」を禁じるものであり、「特殊召喚を封じる」ものではないことです。アドバンス召喚やリリースを多用する【真竜】メタとして有用な一方、シンクロ召喚やリンク召喚には効果を発揮しません。

サンプルレシピをカスタマイズする場合、まず採用を検討したいカードは《メタバース》。初手に《終焉のカウントダウン》《飛翔するG》《メタバース》を手札に揃えることができた場合、《終焉のカウントダウン》を発動。相手ターンに《飛翔するG》を相手フィールドに特殊召喚してエクシーズ召喚を制限しつつ、《メタバース》を発動。《魔鍾洞》をサーチして発動し、相手のモンスター効果と攻撃宣言を封じることができます。なおかつ相手フィールドには最低でも2枚のカードがある状態のため、《宇宙の収縮》《生贄封じの仮面》を使用することでさらに相手を追い込むことができます。

【終焉のカウントダウン】デッキの強化方法・おすすめカード

【魔鍾洞】

フィールド魔法(制限カード)
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
相手はモンスターの効果を発動できず、攻撃宣言もできない。
(2):自分フィールドのモンスターの数が相手フィールドのモンスターより多い場合、
自分はモンスターの効果を発動できず、攻撃宣言もできない。
(3):自分・相手のエンドフェイズに、お互いのフィールドのモンスターの数が同じ場合に発動する。
このカードを破壊する。

相手フィールドのモンスターの数が自分より多い場合、相手のモンスター効果の発動と攻撃宣言を封じるフィールド魔法。【終焉のカウントダウン】では自分のモンスターゾーンに一体もモンスターを出さないという状況が生まれやすいです。バトルフェイズに重きを置かず、勝ち筋を特殊勝利に限定しているためです。
そのため「自分のモンスター数が相手を上回る」という状況が高い確率で生まれないため、デメリットを気にせず、相手の攻撃を制限するフィールド魔法として採用しやすいです。相手のモンスター効果と攻撃宣言を封じるため、《魔鍾洞》が破壊されない限り、相手モンスターが「何もできない」状況に。破壊された場合でも《魔法石の採掘》で回収できます。

【終焉のカウントダウン】デッキと相性の良いテーマ

【コスモロック】

【コスモロック】は《宇宙の収縮》《おジャマトリオ》《生贄封じの仮面》を使用し、相手フィールドに展開できる枚数を5枚までに制限した上で、能動的にこちらから相手フィールドを埋めるロック戦術。《生贄封じの仮面》によってこちらから送りつけたモンスターのリリースも封じます。
送りつけたカードをリンク召喚やシンクロ召喚に使用されるリスクはありますが、1ターン〜数ターンを稼ぐためのロック戦術として十分に有用。また《虚無空間》《虚無魔人》を採用して特殊召喚を封じることで、より高いロック性能を発揮できます。

【終焉のカウントダウン】デッキの対策方法

【終焉のカウントダウン】は、モンスターの直接攻撃を20ターンに渡って防ぐことに特化しており、効果ダメージや「20ターンより早く決着がつく特殊勝利」に弱いです。よって《悪夢の拷問部屋》と魔法カードを多用したバーンデッキや、【エクゾディア】に弱い傾向があります。また【終焉のカウントダウン】デッキ同士でのデュエルでは、先に《終焉のカウントダウン》を発動した方が勝利するという「じゃんけんゲーム」になります。