遊戯王OCG《ブラック・ホール》制限解除!ウルトラレア買取価格大高騰。効果・対策解説

遊戯王Vol.1で登場した初期からの人気カード《ブラック・ホール》。遊戯王OCGを代表する全体除去カードであり、ノーコストで全体除去できる点と自分のモンスターも巻き添えにして全体除去する点が特徴。

場にモンスターが存在しないことを条件とするカードの展開に使うなど、展開力にも優れ、破壊耐性持ちが増えた現環境でもメインデッキに採用する価値があり、一枚から逆転を狙うことも夢ではありません。

遊戯王でブラックホール使ってる人、多いと思います。
盤面を間違いなく変えられますからね。
そしてKさんはこのブラックホールについて調べてみたんですが…
(´-`).。oO(光でも抜け出せない……??蘇生できなくね…???) pic.twitter.com/rBi4jwUfXS


その強力な効果から長らく禁止カードに指定されてきた《ブラック・ホール》は制限緩和が進み、2018年には制限解除。制限解除をきっかけにウルトラレア価格が高騰しています。

《ブラック・ホール》の効果・レアリティ・買取相場・対策を見ていきましょう。

《ブラック・ホール》とは?

通常魔法
(1):フィールドのモンスターを全て破壊する。

《ブラック・ホール》は遊戯王Vol.1で登場したカードであり、登場当時は《サンダー・ボルト》の下位互換として扱われていました。2004年に先駆けて《サンダー・ボルト》が禁止カード化し、後を追うようにして《ブラック・ホール》も禁止となりました。

《ブラック・ホール》の効果

《ブラック・ホール》の登場当時、《サンダー・ボルト》の下位互換とされたのは自分のモンスターも巻き添えにして破壊する効果の影響が大きいでしょう。

しかし、現在は自分のフィールドのモンスターが一体も存在しないときに手札から発動できる《無限泡影》などのカードが人気を集めており、この効果は必ずしもデメリットとは言えません。かえって展開を有利にするケースも多いです。

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《ブラック・ホール》は効果の関係上、初手に引くとその後の展開が楽になります。相手に先行を取られた場合、《エフェクト・ヴェーラー》で先行1キルを妨害しつつ、それでも大量展開を止められなかった場合は《ブラック・ホール》で一掃するのが理想的な展開です。

《ブラック・ホール》を初手で引くには3積みするのが、管理人のおすすめです。

一方で初期環境と比較すると、現在の遊戯王は短期決戦が主で、リンク召喚やエクシーズ召喚に有利なカードを多数採用。《ブラック・ホール》のように強力なカードでもあえて採用しないというプレイヤーも多くいます。《ブラック・ホール》が強力だからといってむやみに採用すると、展開の邪魔になる可能性があります。

採用に迷うなら「3積み」もしくは「採用しない」という2通りで、一回自分のデッキと予算と相談してみてはいかがでしょう。

Vol.1で登場

遊戯王初のパック
1999年2月4日発売 Vol.1
収録カード40枚フルコンプまさか最初にVol.1が揃うとは思わんかった😂 pic.twitter.com/KxERArF320

長らく禁止カード扱いされてきたカード

《ブラック・ホール》は2004年に禁止カードとなりました。制限入りは2000年のこと。2018年の制限解除は、実に18年ぶりのことでした。

ちなみに初期は《ブラック・ホール》が猛威を振るっていたため、《ブラック・ホール》特化の対策カードとして《ホワイト・ホール》がありました。禁止カード化と同時に《ホワイト・ホール》は価値を失ってしまい、そのまま今に至ります。今は《ブラック・ホール》対策は様々な手法が存在するため、《ブラック・ホール》特化の対策の価値は残念ながら今では価値が小さいのが現実です。

2017年に準制限へと緩和

2010年に禁止から復帰し、2017年に準制限へと緩和された《ブラック・ホール》。制限緩和の背景は環境の高速化に伴い、《ブラック・ホール》ほど強力なカードであっても採用のメリットが薄いデッキが多く登場してきたことにあります。

2018年に制限解除

2018年に制限解除となり、《ブラック・ホール》は3積みが可能になりました。制限・準制限だと初手に引くことの難易度は高かかったですが、3積みとなったことで《ブラック・ホール》採用と展開は容易になったと言えます。

《ブラック・ホール》のレアリティ解説。販売・買取価格が高騰するカードは?

《ブラック・ホール》のレアリティは

  • スーパー
  • ゴールド
  • ウルトラ

が存在します。その中でも買取での評価額が高騰しているのはウルトラレアです。

《ブラック・ホール》買取・販売価格 相場一覧

《ブラック・ホール》スーパー300円
《ブラック・ホール》ゴールド150円
《ブラック・ホール》ウルトラ3000円

《ブラック・ホール》スーパーレアの買取・販売価格 twitter相場

【遊戯王 買取】
昨日のフラゲにて解除が確定した2枚の買取値段上げました!「増殖するG」スーパー・ノーマル400、コレクターズ1400、シークレット22000
「ブラック・ホール」ノーマル・ゴールド30、スーパー300、ウルトラ3000で買取しております!
お待ちしております!
#遊戯王 pic.twitter.com/0hnmZRtf2x

《ブラック・ホール》ゴールドレアの買取・販売価格 twitter相場

【遊戯王買取情報】
「ブラック・ホール」のノーマルとゴールド、
どちらも150円で買取募集します!!余ってる方、ぜひお持ち込みください!! pic.twitter.com/Ah2X6hh7VB

《ブラック・ホール》ウルトラレアの買取・販売価格 twitter相場

【遊戯王買取情報】
もうなにも語る事は・・・。ブラックホール【ウルトラ】¥3000買取!!!!
¥3000買取です! 地域最強目指していきます!!! pic.twitter.com/9m8Gm6b5wd

《ブラック・ホール》の買取価格・相場上昇の理由は?

1.制限解除に伴う需要急増

《ブラック・ホール》の買取価格の高騰理由は、やはり制限解除の影響が大きいです。シングルカードの買取相場はノーマルカードが低く、スーパーやウルトラなどレアリティが高いカードが高騰します。

《ブラック・ホール》の中でもっとも稀少性が高いウルトラレアに、人気が集中している形です。

2.初期の代表的なカードのためコレクター人気が高い

《ブラック・ホール》は初期の代表的なカードです。そのため同じくVol.1に収録された《サンダー・ボルト》《ブラック・マジシャン》などと並んで、コレクター人気も高いです。

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直近では「レジェンドデュエリスト編5」に収録された《サンダー・ボルト》のホログラフィックレアが高騰しています。こちらも制限緩和の影響とコレクション需要が高いためと言えるでしょう。

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《ブラック・ホール》対策に採用すべきカード&デッキ

《スターライト・ロード》で2枚以上の破壊効果を無効化

通常罠
①自分フィールドのカードを2枚以上破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果を無効にし破壊する。
その後、「スターダスト・ドラゴン」1体をエクストラデッキから特殊召喚できる。

@playstar0707 ミラフォやらブラックホールやら複数破壊には強いですけどなかなか発動のチャンスが無いのがスターライトロードの悲しいところ…
@BOClove1107 2枚破壊って結構条件厳しいのでミラフォの時に使うと凄い綺麗に決まりますよね笑

《終焉のカウントダウン》デッキでフィールド上にモンスターを置かない

いいね貰ってないけど
・砂糖水さん(@sucrose_syrup
【終焉のカウントダウン(激流葬3積み)】
使ったら10ターン後に勝利できるカードを用いた特殊勝利デッキ。
相手が何か出して来たら、ダムの放流(激流葬)で綺麗さっぱり洗い流せ
「みんなダムに沈むがいい」「ダムの前には無力なのです」